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貴金属とは・・・ゴールド編

貴金属は、文字通り『貴』な特性をもつ金属であり、化学的に安定で、耐食性にすぐれ、色も美しく、かつ資源的にも貴重(希少)で高価な金属です。 ジュエリーとして使用されている貴金属には主に、ゴールド(金)・プラチナ(白金)・シルバー(銀)の3種類があります。


GOLD ゴールド 金

ゴールドは永遠に輝き続けます。

あらゆる金属の中で金ほど美しいものはありません。ほとんどの金属が白か灰色で、色のある金属は金と銅だけです。そのうえ、化学的にとても安定した金属なので、その美しさは永遠に変わることはありません。 因みに、1トンの金の鉱石から採れるゴールドは、平均3~5g。指輪1~2本分です。それだけ希少な金属なのです。


ゴールドの純度(品位)

純粋の金は非常に柔らかく、1グラムの金で約3000メートルにまで伸ばすことができます。金箔はその、薄く広く延びる特徴を活かして作られたものです。よって日常的に使用するジュエリーにする為には、銀、銅、パラジウムなど(割金(わりがね)という)を加えて合金にし、強度を高めます。その含まれる割金の割合によって金の純度が決まってきます。 ゴールドの純度(品位)を表すカラットは世界共通の単位で、K、ktなどと表示されます。主な品位区分には、K24(純金)、K22、K18、K14、最近ではK10もよく見かけます。なお、18KのようにKが後に付く場合もあります。 ジュエリーの裏側にこの品位が刻印されていますので、お手持ちのジュエリーの純度(品位)を確かめてみてください。

表1

つまり、K18の場合は75%が純金で、残り25%は割金の銀と銅です。K14の場合は58.5%が純金で、残りの41.5%が割金となります。

 

色を楽しめる貴金属 カラー・ゴールド

プラチナや銀の合金の色はほとんど純粋な状態と変わりませんが、ゴールドの場合は加える金属の種類と割合によって、大幅に色を変えることができます。現在、販売されているゴールドジュエリーでは、イエローゴールド(YG)、ホワイトゴールド(WG)、最近ではピンクゴールド(PG)を使った商品をよく見かけます。このようなカラー・ゴールドの選択により、単色又は2色や3色使いなどファッションに幅が出てきます。
表2にカラーゴールドジュエリーに使われる代表的な割金と色の関係を示します。

表2

ホワイトゴールドは、直訳するとWhite Gold、すなわち『白金』となりますが、白金はプラチナ(Pt)の和名なので、気をつけてください。そもそもホワイトゴールドは、ロシア革命が起こったときにプラチナの生産が止まってしまい、その代用として発明されたものでしたが、今日では独自の貴金属として使用されています。ホワイトゴールドのジュエリーには殆どの場合、ロジウムメッキが施されています。

 

参考:
『ジュエリーコーディネーター検定3級』(発行:社団法人 日本ジュエリー協会)
『JEWELRY GUIDE マテリアル編』(発行:社団法人 山梨県宝石貴金属協会 会長 広瀬三夫)




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