「らしさ」を基準にするという判断

studioSPROUTがこの桜のジュエリーで大切にしたのは、
形を正確に再現することではありません。
目にしたときに、
「あ、桜だ」と自然に感じられること。
そこをいちばんの基準にしています。
人が桜を思い浮かべるとき、
頭の中にあるのは、
実物の花びらを細部まで写した形そのものではありません。
むしろ、
花びらの輪郭や重なりが少し整理され、
記憶の中でシンプルになった
「桜のイメージ」に近い姿ではないでしょうか。

このジュエリーでは、
実際の花びらをそのまま写すことはしていません。
桜を桜として認識できる要素を残しながら、
あえて形を整え、デフォルメしています。

その結果、
形は簡略化されていても、
見た瞬間に「桜だ」と感じられる。
studioSPROUTが考える「桜らしさ」は、
このデフォルメによって成立する認識の中にあります。

