こんにちは、スタッフemikoです。
先月末、生協パルシステム山梨が主催する~食の映画祭~オープンカレッジ2015へ行って来ました。
上映した映画は『パパ、遺伝子組み換えってなぁに?』
食料品を買うときは裏の原料表示をチェックしますが、『遺伝子組み換えでない』はよく目にします。
遺伝子組み換えってよく分からないものだから避けていたけど、本当のところってどんなものだろうっとずっと思っていました。(早く調べろって感じですが・・・)
この映画の監督は、種集めが好きな6歳の男の子のお父さん。アメリカの方なんですが、アメリカって遺伝子組み換え食品(GMO)って言葉が浸透していないんですね。
インタビューで出てきたアメリカ人の殆どがGMOって何?って言ってました。
それもそのはず、アメリカでは遺伝子組み換え食品の表示制度がないんだそうです。
遺伝子組み換え食品の種を扱っている会社が圧力をかけて、制度化させなかったようです。
日本は表示制度がありますが、安心していられません。
砂糖、ショートニング、植物性油脂、ブドウ糖果糖液糖、乳化剤、ビタミンB2などは遺伝子組み換えの可能性が高いそうですが、記載されていません。
アメリカで生産されているトウモロコシ、大豆、ナタネ油、甜菜(砂糖)などの約90%が遺伝子組み換えだそうで、それらを使った日本製の加工品を私たちも知らないうちに口にしているはずです。
では、遺伝子組み換えを避けた方がいい理由は?
私はただ単に、人工的に遺伝子操作したものを口にすると後々何か被害が出てくるんじゃないか程度に思っていたのですが・・・。
遺伝子組み換え作物にする理由は、主に二つあり、
『除草剤耐性』にする為のものと、『害虫耐性』にする為のもの。
『除草剤耐性』は文字通り、除草剤をかけて草だけ枯らして、作物は枯らさない為のもの。
もう一つも怖いな~と思ったのですが、『害虫耐性』。その作物を食べた害虫は死ぬ。自ら農薬を出す作物にする為だそうです。
そんなもの人間が、子供たちが食べるの????
これが本当だったら遺伝子組み換えを避けた方がいいでしょ。もちろん。
ヨーロッパでは遺伝子組み換え作物を使用したすべての食品に表示制度があるそうです。
さすが、進んでいますね。
日本もそうなって欲しい。
知らないうちに食べてるって嫌ですものね。あ、でも知ってたら余計嫌か・・・。
コメントする